ラジエターアッパータンクの亀裂修理愛車の異臭と赤い痕跡…まさかのラジエターアッパータンクに亀裂発生!自力修理への挑戦ラジエターアッパータンクの亀裂修理

最近、愛車を降りるたびに鼻につく、何とも言えない異臭。気になっていた矢先、ラジエター周りを点検してみると、信じられない光景が目に飛び込んできました。つい先日交換したばかりのラジエターキャップは異常なし。しかし、アッパータンクの淵が不気味に赤く染まっているではありませんか。

さらに、リザーバータンクの水位は空っぽ。これは尋常じゃない。恐る恐るラジエターにつながるホースを強く押してみると… ブシュッ! アッパータンクの淵から、勢いよく冷却水が噴き出したのです。

目を凝らして確認すると、そこに走っていたのは約10cmにも及ぶ痛々しい亀裂。「まさか…」ネットで調べてみると、やはりアッパータンクの修理は難しく、交換が推奨されている情報ばかり。

確かに、冷却系統はエンジンの命綱。素人が安易に手を出すべきではないのかもしれません。しかし、10cmほどのひび割れ。何とか自分の手で修理できないものか… DIY精神がメラメラと燃え上がりました。

試行錯誤の連続…次々と失敗に終わる接着

手持ちの数種類のボンドやアルミ箔を駆使し、亀裂の接着を試みました。しかし、冷却水の圧力と熱には全く歯が立たず、どれもすぐに剥がれてしまう始末。

アッパータンクの素材はポリエチレン。一般的なボンドでは接着が難しいことは承知していました。そこで、ポリエチレンに対応したボンドもいくつか試しましたが、満足のいく結果は得られません。

希望の光!シリコンラップとセメダインPPXの出会い

諦めかけたその時、ネットで見つけたのが「シリコンラップ」。シリコンなら熱にもよくしっかり亀裂をふさいでくれることを期待できます。

そして、ポリエチレンとの接着で評判の高い「セメダインPPX」。この二つを組み合わせれば、ひび割れを塞ぎ、冷却水の漏れを防げるのではないか?一縷の望みを託し、早速試してみました。

驚きの密着力!シリコンラップがPPXを強力サポート

亀裂部分にセメダインPPX(https://amzn.to/4iFAtaP)を丁寧に塗布し、その上からシリコンラップ(100円ショップで調理用を使用)を傷をしっかりふさぐようにカットして貼り付けました。まるで吸い付くようにアッパータンクとPPXに密着。今までの接着剤のように、すぐに剥がれてしまうような頼りなさは全くありません。

指で触ってみても、シリコンラップがPPXをしっかりと押さえつけ、一体化しているような感触があります。これなら、冷却水の圧力にも耐えてくれるかもしれない…!

しばらく様子見…DIY修理の行方は?

まだ修理直後のため、耐久性や冷却水の漏れがないかは、しばらく様子を見る必要があります。しかし、今までの試行錯誤とは明らかに異なる、確かな手応えを感じています。

もし、このDIY修理が成功すれば、高額なアッパータンク交換費用を大幅に節約できることになります。もちろん、安全性を最優先に考え、少しでも不安を感じたら専門業者に相談するつもりです。

今回の挑戦が、同じようにアッパータンクのひび割れに悩む誰かの参考になれば幸いです。今後の経過は、また改めてご報告したいと思います。

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